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活け車海老、シートで来るものが多いです

築地市場の海老専門仲卸の佃林です。

国内、車海老の養殖場は、主に九州沖縄にあります。以前はおがくずの中に車海老が詰められていたのですが、近年、保湿シートにくるまれて箱詰めされたものが多くなっています。シートは箱が小さくてすみますし、軽いので、輸送には便利です。おがくずの方が海老が動かないので、いい状態を保てるのですが。おがくずがだんだん入手しにくくなり、高くなっているのです。保湿と保温の点からも、おがくずは適しています。

佃林では、活け車海老はお客様のご要望によって、おがくずに詰める、酸素のポンプをつけて海水に入れる、氷で〆て袋詰め、そのまま袋詰め、と、おわたしする形を変えています。養殖場がシートで詰めた箱のままのお買い上げの場合、そのままお渡ししています。

写真は、今日入荷の久米島の活け車海老。1キロの箱で50本ぐらいのもの。(箱に尾数書いてあります。51だったかと)


▲シートにはさまれて来る活け車海老